こんにちは、ビアナビの管理人『ビアっぷる』です。

今回は、京都府は伏見区にある『Yamorido(家守堂)』さんと、同京都は京都市にある『kyoto brewing(京都醸造)』さんとのコラボビール「妖狐(ヨウコ)」を樽(ドラフト)で飲みましたのでご紹介したいと思います。このコラボは初飲みとなるビアっぷるですが、双方でビールをリリースされていますね。今回は家守堂さんリリースの方ですが、ベルジャン×ヘイジーIPAという事でお互いの良さが出るのかか？…と妄想しているビアっぷるです。さて、どんな感じでしょうか。

『家守堂×京都醸造』妖狐(ヨウコ) 詳細

ビール名：妖狐(ヨウコ)
ブルワリー：家守堂×京都醸造
ビアスタイル：ベルジャンヘイジーダブルIPA
アルコール度数：8.0％
IBU：40
facebook：Yamorido(家守堂)
facebook：Kyoto Brewing(京都醸造)

コチラがその「妖狐(ヨウコ)」のビール画像です。

「妖狐(ヨウコ)」飲み応えレビュー

見た目は、濁りのある明るめな黄色寄りオレンジという感じ
香りは、微グラッシーっぽい独特なハーブっぽさと？穀物っぽさ？
飲み口は、ホップの苦味は控えめで持続性としてはそこまでなし。また求めてる甘さはなし。そして微甘やかさのある熟れたフルーツっぽさ？が、やや独特で気になる味わい＋後追いで微桃っぽさが顔を出す。ジューシーさはなく、柑橘のエグみっぽさも少し感じて複雑に出た印象。飲み後には加糖っぽい甘さがあり、温度上昇でホップの苦みはエグみ寄りへ。ボディはミディアムで飲み応えもあり、アルコール度数8.0％を感じさせない点は良かったが…複雑さが気になり、ベルジャンっぽさは？という感じも合わせ残念ながらビアっぷるの好みではありませんでした。

京都醸造さんのハウス酵母を使用

この「妖狐(ヨウコ)」ですが、今回は京都醸造さんとのコラボビールでもあり家守堂さんとしてはヘイジーダブルIPA初醸造だそうです。因みに京都醸造側からは“狐火”というベルジャンIPAがリリースされていますが、今回は家守堂さんのベルジャンヘイジーダブルIPAの方を選択。ホップは2024年収穫のモトゥエカ(フリースタイル社製)とFlex(フレックス)？の2種類を記載。モルトはピルスナーとウィートの2種類で、酵母は京都醸造さんのハウス酵母で“Belgian Ardness”を使用し糖類は加えず？醸造されている様です。先ず、今回の酵母は京都醸造さんの定番ビールである『一意専心』や『一期一会』などで使用されてるハウス酵母との事。それらを良く飲まれる方には“あー”と思わせるかもしれないが…京都さんの定番はコロナ前に飲んだ以降、1つも…というビアっぷるにはそのベルジャン酵母さが見つけきれず。ただ、“熟れたフルーツっぽさ”を感じれのだが、果たしてこれがベルジャン酵母由来だろうか？。そして今回のビアスタイルがベルジャンヘイジーと言われるが…コレもピンと来ない。この酵母との相性なのか？、味がどっち寄りに出たとかではなく“複雑に出てしまった”という言葉がしっくりデキでゴール地点が見えにくい造りにも思えたかな。もちろん感じ方や好みは人それぞれ。そしてビアっぷるが求めるヘイジーの方向性ではなかったが…今回を機に、家守堂さん単体としても今回習得した技術で更なる進化をさせたヘイジーを楽しみにしたいと思っているビアっぷるです。

はい、という事で今回は『Yamorido(家守堂)』さんと『kyoto brewing(京都醸造)』さんとのコラボビール「妖狐(ヨウコ)」をご紹介しました。ベルジャン酵母×ヘイジーIPAの“複雑さが出た”と思えたコラボビール。皆さんも機会があれば是非飲んでみてくださいね～

ではでは、今回はここまで。

それではまた～