【茨城】牛久シャトービール:熟成10年超えの「Barley Wine(バーレイワイン)」を樽で飲めました~

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こんにちは、ビアナビの管理人『ビアっぷる』です。

先週末に開催されたジャパンブルワーズカップ2019ですが、2018年12月28日で閉鎖となった茨城県の牛久市にて醸造された『牛久シャトービール』さんの超限定レア樽となる「Barley Wine(バーレイワイン)」を樽で飲めましたのでご紹介したいと思います。このブルワリーさん目的で来たビア仲間も多数いましたが閉鎖は凄く残念と仰ってました(>_<)

ビール名:Barley Wine(バーレイワイン)
ブルワリー名:牛久シャトービール
ビアスタイル:バーレイワイン
アルコール度数:9.0%
IBU:??
URL:牛久シャトービール
※2018年12月末にて事業を撤退

コチラがその超レア樽「Barley Wine(バーレイワイン)」のビール画像です。

牛久シャトービール(バーレイワインその1)

見た目は、綺麗な濃い目の琥珀色ですね。
香りは、モルトがふんわりと感じ甘さが後から追ってくる感じ。
飲み口は、苦味は控えめで何よりビアっぷる的に気になる甘さだが、“10年超え”の熟成期間ながら思ったより甘さは控えめも喉ではまろやかさを感じました。 鼻から抜けるモルト感が芳醇でこの感じが非常に良い感じ。また、アルコール度数9.0%という事だがアルコール感があまり感じられずビール自体も思ったより軽めで飲みやすかった。ビールのバランスはしっかりとされており、お世辞抜きですが好みな方のバーレイワインでした(´▽`)

はい、牛久シャトービールさんが2018年12月28日に閉鎖という事を発表されたのは知ってましたが、クラフトビール業界は今までで群を抜いて活気づいてる時代に閉鎖!?とも思ったが、経営上の理由との事であの規模から経営事情、経営方針であれば一般の方が何を言っても難しいでしょうが…気持ちはとても残念と思いました。ビアっぷるは牛久シャトービールさんのビールを過去2回しか飲んでない事に気づいたのはつい最近の事。クラフトビールを飲みだしたくらいに1回と、少し期間が開いてけやきビール祭りの計2度ほど樽で飲んだ記憶だが、当時はあまり響かず…以降、だいぶ期間が開いてしまいましたが、今回久しぶりに飲む環境とありました。

まさかジャパンブルワーズカップ2019の当日までに残ってるビール全てを提供されるという事、且つブルワーの方達が自ら最後のビールをサービングしてもらえるという事で3日間のスペシャルdayが実現したのは素晴らしい事ですね。ジャパンブルワーズカップのご担当者にも感謝ですし、ファンの方や飲んだ事ない方などが最後に飲める唯一の機会で嬉しい気持ちにもなりました。

そうなんです、この流れからビアっぷるは当日他のブルワリーさんのビールを飲みながらビア仲間の話に夢中でした。偶然にも牛久シャトービールさんが近く見れる環境のテーブルでして、たまたま周りを見てたら…

牛久シャトービール(バーレイワインその2)

これが目に入り、うん!?(@_@;)
えっと、数あるビールから唯一飲ませて頂いたのがこの「Barley Wine(バーレイワイン)」というビアっぷるwww。知らなかったのですが、どのビアスタイルのビールがいつ何樽提供され、何時に繋がる等の情報は一切なかった中で極限的な超レア樽となる2008年物のバーレイワインが目に入りました。そりゃ、ピルスナーとニューイングランドIPA、そしてバーレイワインが好きなビアっぷるが飲まない訳にはという事で、早速頂きましたよ。ビールを手に取った瞬間、小声でお伝えしてくれた言葉が…
『10年物です』
一瞬、え!?…と、頭が真っ白になりましたが、その後に、
『2008年ものです』
と…え!?え!?、そして追い打ちをかける様に、
『1樽しかないです』
と…心境は(;゚Д゚)←こんな感じですwww
ビアっぷるからの確認トークで、2008年物がまだ残ってたのですか?との質問には、『1樽だけあったので、残してもね…』という事で、敢えて醸造した時から残してたビールだと思いますが、今回で最後という事で皆様に提供されたとビアっぷるは思っています。案の定、その後バーレイワインは速攻で完売してました(^^;)

牛久シャトービールさんは1996年に醸造を開始したブルワリーさんですね。ワールド・ビア・アワード2016で『ヘレス』『IPL』が共に世界一のワールドベスト・スタイルを獲得してます。また、ジャパンブルワーズカップには第1回から6年連続で出展、特に2017年にはピルスナーがピルスナー部門で2位、ヴァイツェンボックは小麦系部門で2位を受賞し、第1回CHAMPION BREWERYにまで選ばれた実績のあるブルワリーさん。※2018年はピルスナー部門でヘレスが4位。

そんなブルワリーさんですが、最終日はラスト樽となってもブルワーさんの最後の一滴まで笑顔でサービングする姿、そして終わって片付ける姿、片付け終わった後の表情などには、今までの期間、そして3日間という短い期間で感じた様々な想いがあったでしょうね。ビアっぷるからは“お疲れ様でした”と一言お伝えしましたよ! ホント偶然に飲んだビールが超貴重バーレイワインだったというのは奇跡に近いと思いましたし、結果的11年物の熟成をされたバーレイワインは他のブルワリーさんのビールでもなかなか飲めない。2019年始まっていきなり心に、そして記憶に残るビールを飲めたのは嬉しかったですよ~(´▽`)

はい、という事で今回は茨城県牛久市の『牛久シャトービール』さんから、超貴重な「Barley Wine(バーレイワイン)」を紹介しました。いざもう飲めないとなると寂しい気持ちになりますが、いつかまたどこかで同ブルワーさんの造ったビールが飲めるといいですね!

今回はここまで。それではまた~

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一言:海外ビールに比べ歴史は浅くとも、国内のクラフトビールを中心に応援して約10年。“人の舌は十人十色”や“飲んでみないとわからない”を基本に、クラフトビールを飲ませて頂きマニアックな内容や独自の感想(レビュー)を書いています。1人でも多くの方がクラフトビールには色々なビアスタイル(種類・味)がある事に興味を持てる様ご紹介できればと思っています。因みに自身の舌で感じた事を他人のレビューと比べてみるのも面白さと思っています。この様なブログですが、良ければ是非参考にして頂けると幸いです。

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