こんにちは、ビアナビの管理人『ビアっぷる』です。

今回は、静岡県は富士宮市にある『FUJIYAMA HUNTER’S BEER(フジヤマハンターズビール)』さんから「Strawberry Saison(いちごセゾン)」を樽(ドラフト)で飲みましたのでご紹介したいと思います。前回は『Jumbo Peanuts Kolsch(ジャンボ落花生ケルシュ)』でしたが、今回はブルワーさんにとっては特別なビールになるいちごを使ったセゾンです。さて、どんな感じでしょうか。

『FUJIYAMA HUNTER’S BEER(フジヤマハンターズビール)』「Strawberry Saison(いちごセゾン)」

ビール名：Strawberry Saison(いちごセゾン)
ブルワリー：FUJIYAMA HUNTER’S BEER(フジヤマハンターズビール)
ビアスタイル：セゾン
アルコール度数：5.0％
IBU：15
URL：FUJIYAMA HUNTER’S BEER(フジヤマハンターズビール)
facebook：FUJIYAMA HUNTER’S BEER(フジヤマハンターズビール)

コチラがその「Strawberry Saison(いちごセゾン)」のビール画像です。

「Strawberry Saison(いちごセゾン)」飲み応えレビュー

見た目は、くすみのある明るめな山吹色という感じでしょうか
香りは、甘さを感じるいちごさと酵母由来の独特さも…
飲み口は、ホップの苦味はややあり持続性は舌中でちょい残るかな。また求めてる甘さはない。そして甘やかさを感じるいちごフレーバーから一転、味わいとしていちご由来であろう酸味といちごさ共々かなり控えめ。飲み後には甘さがなく、温度上昇でもホップの苦味は変わらず。ボディはミディアム寄りのライトで、意表を突かれた感じのかなりドライさとセゾン由来のちょい独特さが余韻で残る。残念ながらビアっぷるの好みには至りませんでした。

“固定概念”に気付かされた1杯…

この「Strawberry Saison(いちごセゾン)」ですが、今回4月より新たに加わったというブルワー見習いさんの初仕込ビールだそうですね！。静岡にも色々なブルワリーさんがある中で、このフジヤマさんを選ぶという事は…原材料等など“醸造に関する大半を0から学べる、本格的な地産地消ビールを造りたい”と思ってる方なのかな？と良い意味で妄想。自然相手という難敵も現れ、めちゃくちゃ大変な事も多々あるかと思いますが学べる事も異次元の如く多いはず。是非応援したいですし頑張って欲しいですね～。そんな中、今回醸造されたビールはホップやモルト等は記載がなくわからず。ただ、その他現材料では静岡市久能の“まるきん農園”さんのいちごを約10kg使用し醸造されたいちごセゾン。正直、毎度の事ながらビールコメントを読まずビール名だけで妄想した“いちご香る甘めなセゾン”。ええ、その妄想とは裏腹に“いちご香るドライで甘さのない独特なセゾン”さである意味完敗。ふと、ビアっぷる自身に気付かされた事を１つ。敢えて固定概念を持たない様にビールコメントを見ず飲ませて頂いてるのだが、今回“いちご”というフレーズだけで“甘酸っぱいいちご感がある”という妄想をしてしまった事を猛省。ある意味“無”で飲めてれば、ビールコメントにある『ドライなセゾン』とブルワーさんと共有できたかもしれないのが申し訳なくもあり悔しくも感じています。ビアっぷるの理想は“ブルワーさんと共感できるビールが1つでも多くある事”。その為にも固定概念は今後気をつけねば…と改めて気付かされた1杯になりました。また、ビアっぷる的にフジヤマハンターズさんと言えば冒頭の『Jumbo Peanuts Kolsch(ジャンボ落花生ケルシュ)』や、『YAKISOBA GINGER BEER(やきそばジンジャービール)』等など面白味のあるビールを醸造される個性をしっかり持たれたブルワリーさん。今後も、面白味のあるビールも勝手ながら楽しみにしているビアっぷるでした。

はい、という事で今回は、静岡県は富士宮市にある『FUJIYAMA HUNTER’S BEER(フジヤマハンターズビール)』さんから「Strawberry Saison(いちごセゾン)」をご紹介しました。いちごの香りと甘さのないドライなセゾン感が印象のビール。皆さんも機会があれば是非飲んでみて下さいね～

ではでは、今回はここまで。