この「Full Hop Alchemist r1(フルホップアルケミスト)」ですが、ほとんど飲まなくなってしまったフルホップシリーズも“v40”までリリースされたのかな？。今回はブルワーさんが変更されたという事で良いのか？、新たに“r1”としてリリースのフルホップアルケミスト。その第一弾＋“ホップの使用量も増加”されたとの事で、どんな感じになってるかヘイジー最先端時代に乗るべく敢えて飲ませて頂く事に。ホップはネルソンソーヴィンにエルドラドのCGX、サザンクロスに初聞きトロピカルフュージョン(Tropical Fusion)とリワカの計5種類。モルトや酵母は種類まで不明。その他原材料には糖類を加え醸造されたヘイジーダブルIPAとの事。結論は、ここ最近求めてる方向性とは違うヘイジーから少し前のヘイジーに戻る可能性を感じたヘイジーIPA。インパクトがある訳でもなく、至ってシンプルなヘイジーIPAという感じとも思った。正直、考え方や感じ方に好みは人それぞれだが、少なからず今回の新フルホップアルケミストには“何か”を期待していたのはビアっぷるだけではないはず。日本で濃いヘイジー時代を築いた先駆けと言っても過言ではないWCBさん＋新フルホップアルケミスト。国内でヘイジーIPAの醸造に於いては頭打ちに近い状態だからこそ、余計に“新たなもの・何か”で期待値が高まったと思われるのだが…周りのビア仲間からの意見も含め、ビアっぷる自身も変化は特に…という結論になってしまった。決して良い悪いでもないし、賛否両論もあるだろうが…ビアっぷる的には”v41からブルワーさんが代わります”の方がスムーズだったのでは？と余計なお世話。ただ、新たなブルワーさんは是非応援させて頂きたい。トートピアさんしかりブレイクエッジさんしかりうちゅうさんしかり、ヘイジーと言えば！のブルワリーさんが既にいる中で“らしさ”を持って飲み手を惹きつける新たなヘイジーは非常に難しい課題。飲み手の方が1人でも多く納得するヘイジーIPAを徐々にでも、今後のリリースに期待したいビアっぷるです。