こんにちは、ビアナビの管理人『ビアっぷる』です。

今回は、愛知県は長久手市にある『Totopia Brewery(トートピアブルワリー)』さんから「3phobia(スリーフォビア)」を樽(ドラフト)で飲みましたのでご紹介したいと思います。前回は『Fossilphobia(フォッシルフォビア)』のオーツクリームヘイジーIPAでしたが、諸事情でリリースから少し遅れて飲ませて頂いた3周年記念のヘイジーとなります。さて、どんな感じでしょうか。

『Totopia Brewery(トートピアブルワリー)』3phobia(スリーフォビア) 詳細

ビール名：3phobia(スリーフォビア)
ブルワリー：Totopia Brewery(トートピアブルワリー)
ビアスタイル：2×マシュTDHヘイジーTIPA
アルコール度数：10.5％
IBU：？？？
URL：Totopia Brewery(トートピアブルワリー)
facebook：Totopia Brewery(トートピアブルワリー)

こちらがその「3phobia(スリーフォビア)」のビール画像です。

「3phobia(スリーフォビア)」飲み応えレビュー

見た目は、濁りのある明るめ黄色寄りなちょいオレンジ
香りは、甘やかさのあるトロピカルさ
飲み口は、ホップの苦味はややピリッとさがあり持続性としては舌中でジワッと残るかな。また求めてる甘さはないが加糖さは然程感じない方かな。そして桃っぽさを感じるトロピカル感に、やや気になる樹脂っぽさのフレーバーと味わい。ジューシーさは感じれずドライ気味な造りという印象。温度上昇で加糖さは出ておらずも、ホップのピリッとさは未だの残る。ボディはミディアムで飲み応えはあるが、ピリッとさからも飲みやすさは疑問符が付く。そして思ったより造りに対してシンプルに感じてしまい、残念ながらビアっぷるの好みではありませんでした。

アルコール度数10.5％寄り6.5％のバランスの方が…

この「3phobia(スリーフォビア)」ですが、ビール名の意味は“3恐怖症”だそうです。リリース直後にビア仲間より“ピリッとさ”がだいぶ出ているという話を聞いていたので、敢えてリリース日から少し置いて且つ開栓4日目を飲ませて頂きました。ホップはシトラにネルソンソーヴィン、ネクタロンとスーパーデリックにネルソンソーヴィンクライオとシトラクライオでネクタロンクライオの計7種類。モルトや酵母は種類まで不明で、その他原材料には糖類とブドウ糖を加え醸造された2xマッシュTDHヘイジーTIPA。周年ビールの結論は、“ピリッとさが残り＋拘りヘイジーにしては意外にシンプルに感じた”という印象が残りました。ブルワリーさんとしては周年ビールとして相応しい原材料を使用し、渾身のビールを醸造されたはず。が、アルコール度数10.0％以上でバーンを感じるヘイジーはここ最近減ってた印象だったが…思ったより日数が過ぎても落ち着かずそれなりに出てる造りは気になるところ。そそひて感じ方や好みは人それぞれですが、ことビアっぷるに関しては冒頭の“Fossilphobia(フォッシルフォビア)”や更に1つ前の『Stickyphobia(スティッキーフォビア)』の方が俄然“全体的バランス”としては好み。因みにこの2つはホップ量の違いも当然あるが、アルコール度数6.5％で飲みやすく奥深さをも兼ね備えた造りでした。逆に好印象だった点は糖感で、10％超えのヘイジーでも加工的な糖を感じさせない造りはさすが。SNS等では好みという方が多い印象の今回の周年ヘイジーでしたが、ビアっぷる的にアルコール度数が上がろうが下がろうが常にバランスの取れたヘイジーを醸造される事が希望で理想。日本国内ではヘイジーラボさんと同様突出してるヘイジーの造りと思ってるビアっぷる。今後もより良いヘイジーを勝手ながら期待してるビアっぷるでもありました。

はい、という事で『Totopia Brewery(トートピアブルワリー)』さんから「3phobia(スリーフォビア)」をご紹介しました。ホップバーンを感じ、度数に対して意外にシンプルと感じたヘイジーIPA。皆さんも機会があれば是非飲んでみてくださいね～

ではでは、今回はここまで。

それではまた～