この「Study Yeast Series 001 Pomona(スタディイーストシリーズ001 ポモナver.)」ですが、先ずはグリーンネイバーズさんの事をわかる限り。岩手県は紫波郡にて2022年に醸造を開始したサイダリーさん。2019年に経営していたクラフトビール専門店の『HOPPERS』さんを閉店し、遠野醸造さんとゲストハウスを運営するHostel & Bar CAMOSIBAさんとの共同開発され今に至る模様。相違があれば恐縮ですが…ヘッドブルワーさんは遠野醸造さんで醸造経験となるのかな？。そして今回『Study Yeast Series(未使用の酵母×ベーシックなりんご果汁)』をテーマとなったシリーズのポモナ酵母を使用したver.を飲ませて頂きました。原材料は、りんご果汁が岩手県産だが種類まで不明。酵母は最近ビールでも使われる“Pomona(ポモナ)”を使用したハードサイダー。因みに今年3月に“Light(ライト)”を飲ませて頂いてたが…ハードサイダーとしては物足りずこのブログでは挙げずじまい。一転、今回は味わい＋バランス的にも好みな方のサイダーではありましたが…サノバスミスさんの様な、本格的なタンニンさ等は全くと言っていいほど感じないサイダーでもあったかな。また、思ったよりガスが極めて弱めで程よいシュワシュワっとくる感じがあれば、りんごの酸味や味わい・フレーバーと共にキュッと引き締まってより良い飲み応えになるかな！？と勝手に妄想。そして今回のテーマであるポモナ酵母を使用したサイダーという事で、面白みを感じた反面ポモナの特徴を公式コメントにて“酵母がもたらす果実香”とグリーンネイバーズさんは表記されています。が、りんご由来と別のフレーバーは確かに感じた。が、ビアっぷる的にはクラフトビールだが今年のタローズさんの『As You Feel(アズユーフィール)』でもお伝えした通り、それが仮にポモナ由来だとしても“果実香”という言葉にはしっくりきてないと思ったビアっぷる。次回また何かポモナ使用のビール・サイダーを飲める機会があれば、改めて特徴をしっくりくる言葉で見つけられればいいなと思ってるビアっぷるでもあります。そして最後に、国産サイダリーと言えばサノバスミスさんと現時点で思っているビアっぷる。もちろん先駆者でもあるが良い意味サイダリー変態の醸造センスは究極な域とも思っている。そことは違う世界をグリーンネイバーズさんがどう“らしさ”として出せてくるかが興味津々なところ。今後も興味ある酵母・面白みのあるサイダーがリリースの際は、是非飲ませて頂きたいと思っているビアっぷるでしした。