酵母由来のクセを感じたIPA

この「V.I.T.R.I.Ø.L III(ヴィトリオールスリー)」ですが、過去のⅠ・Ⅱは共に飲めてないので比べる事や原材料の変更点は不明です。Ⅲとなった今回は、ホップがヴィックシークレットとコハツにネクタロンの3種類を使用。モルトは“North Star(ノーススター)”のみ？で、WLP4051というクヴェイク酵母を使用。その他原材料には、糖類を加え醸造されたDDHIPA表記のヘイジーIPAで良いのかな？という感じです。さて、相変わらず原材料を見ずに飲ませて頂くスタイルを貫いてるビアっぷる。このビールを飲んでる際に、聞いた時だけ原材料を教えてくれる仲の良いビア仲間に“クヴェイク酵母？”と聞いたら…“その通り”と。決して自慢したい訳ではなく凄くもないのだが、原材料を見ずに後で答え合わせや原材料を知る等など長年飲ませて頂いてると…好み・好みじゃないと、あの時のあのビールに近いなと記憶を辿れば自ずと舌・鼻が覚えて当たる確率は誰でも高くなると思っています。あ、そんな事はさておき今回はやはりヴァーダント酵母は特に気になってしまい中々慣れないものですね。話は変わり、マホウさんはチャンレンジ精神が多いにありという印象。ビアっぷるが前回飲ませて頂いたヘイジーの『In the Hall of the Mountain Magus(インザホールオブザマウンテンメーガス)』では、懐かしのファンタズム＋国内ではあまり見かけなくなったヴァーダント酵母を使用したヘイジーを造られていた。1種類の酵母で連続リリースよりは、飲み手としては変化のあるビールを飲めるという点では原材料も含め次回も楽しみになる。現時点ではあまり飲める機会が少ないブルワリーさんでもあるだけに、苦手なビアスタイル以外であればまた飲ませて頂きたい！思うブルワリーさん。次回は何に巡り会えるか楽しみにしたいと勝手に思っています。

はい、という事で『Mahow Brew(マホウブリュー)』さんより「V.I.T.R.I.Ø.L III(ヴィトリオールスリー)」をご紹介しました。ドライ気味で酵母由来のクセを感じたDDH IPA。皆さんも機会があれば是非飲んでみてくださいね～