この「High Hopes 2025ver.(ハイホープス)」ですが、ホップはシトラとモザイクの2種類。モルトや酵母は種類まで不明で、その他原材料には糖類を加えて醸造されたヘイジーIPAですね。最初に、今年に入りカマドさんとのコラボを除けば今回までに計5種類飲ませて頂いてるビアっぷる。もちろん好みは人それぞれだが、その中では『Do Something(ドゥーサムシング)2025ver.』と、今回がビアっぷるが求める“糖感が絶妙な塩梅”で好みな方のヘイジー。毎度“らしさ”を残しつつ、色味も味わいもブレにくく国内のヘイジーとしては完成度はトップクラスとも勝手に思っているビアっぷる。それがここ最近は物足りなさを感じてきたのも本音。理由としては只1つ、今年2月辺りからトートピアさんのヘイジーレベルが日本国内では1つ次元が違う域にいると思いだした。先日の『Pyramidphobia(ピラミッドフォビア)』もそうだったが、特にビアっぷるが拘わる“糖感”の違いも大きくヘイジー全体の造りもきれいで舌がその造りを求めているビアっぷる。以前からハイレベルと思える海外のヘイジーの味に慣れてはいけない気持ちを持ちつつ、長年国内ヘイジーを中心に飲ませて頂いたが現時点でトートピアさんのヘイジーが国内では突出している様に思えている。もちろん賛否両論があり、感じ方や好みは人それぞれなのも百も承知なので悪しからずです。最後に、ブレイクエッジさんのヘッドブルーワーさんは良い意味で“ビール変態さん”。どっちが好みかはヘッドブルワーさん次第だが…その血が騒げばトートピアさんっぽいヘイジーをリリースするのも面白いのでは？と勝手に希望を言ってしまうビアっぷるでした。